こうして私の神学生生活は始まった。
こうやって勉強できるなんて、
なんて幸せなんだろう。
それも、神さまのことが書いてある聖書を学べるなんて、
なんて幸せだ。
わぁ、
生駒聖書学院は、
朝5時30分の「早天祈祷会」から始まり、
お昼の12時に授業が終わる。
お昼はみんなで食堂で食事して、
午後はそれぞれ自由に過ごせる。
神学校は全寮制である。
全国からこの奈良県に集まってくる。
イエス様の弟子たちがしたように、
3年間、寝食を共にして共同生活を送る。
イエス様を中心にして生活する。
だからイエス様の弟子たちのように、
いざこざ、つまりトラブルがおこる。
それが良いのだ。
人は、人と人の間でしか成長できない。
人は、人と人との間で磨かれ、成長してゆく。
そうして、真のリーダーに育っていく。
さて、
私はボンビー暇なしなので、
午後はお金を稼ぐために、
近くの町工場で働いた。
フォークリフトを運転して、
資材を運んだり、
機械を整備したり、、、
機械音の大きな音がうるさいけど、
それに負けないぐらい大きな声で、賛美を歌う。
すると、あという間に、
終業の時間になる。
お疲れ!
そんなの知らんけど、、、、
それがないと、まずいんですかいな?
「天の父なる神さま、
私たちは皆、あなたから『召命のみ言葉』を頂き、この地に集められました。
「召命のみ言葉」ねぇ・・・・
ガッチャン! ガッチャン!
「 召命のみ言葉?」
「 はい。」
「盗んでないバイクで走り出す~♪~
うう~、寒~。」
俺もバイクほしいな~。
「イエスさま。
私にも「召命のみことば」を与えてください。
アーメン
その晩、
不思議な夢を見た。
ジリリリリリリ、、、、、(目覚まし音)
啓示が来た!
ユダに流れ込み、
押し流して進み、
首にまで達する。
インマヌエル
その広げた翼は
あなたの国の幅いっぱいに広がる。
イザヤ書 8章8節
なんじゃこりゃ~~~~~~?
ハーフ牧師がゆく
つづく