ハーフ牧師がゆく 34話

キリスト教2000年の歴史の中で、最も信者数の多い教会は(カトリック教会を除けば)、アメリカやヨーロッパやアフリカや南米の教会ではなく、東アジアの韓国にあるソウルにあるヨイド純福音教会である。

 

 

チョー・ヨンギという牧師の説教は、

多くの人の心を捉え、

その信者数は、

国内外を合わせると、

なんと推定70万人はいるという。

 

 

これは凄い!

他教会とは、けた違いだ・・・。

 

 

 

イエスさまが仰った。

「あなたがたは、わたしよりも大きなわざを行う(ヨハネ14:12)」

このみ言葉は、

 

 

 

まさにこの人とこの教会のことであろう。

 

そのチョー・ヨンギ牧師が、

何と日本の大阪に来るという。

 

 

日本に来るのだ。

大阪城ホールで、説教をするというのだ。

 

凄い。

見てみたい。

 

 

 

イエスさまが預言された人だ。

 

どんな人だろう?

 

このイベントには関西中の多くの教会や神学校が協力した。

 

私たち神学生は奉仕のために駆り出された。

 

私たち一年生は、

道ばたで、

会場への案内係りの奉仕だった。

 

大勢の人が会場に入って行く。

 

 

「神学生たち。もう会場に行っていいぞ!」

 

やった。

 

 

しかし中に入るともう席は無かった。

 

超満員のホールでは立ち見をするしかなかった。

 

二階の通路がまだ空いている。

 

 

私は二階の階段の通路に腰を下ろして世界一の牧師の説教を聞いた。

 

いや、見た。

 

とても分かりやすい。

 

情景がまるで見えてくるようだ。

 

 

聴く人々に希望を与える、そんな説教だった。

 

説教が終わった。

 

 

次は癒しの祈りの時間が始まった。

「今、胃の痛い人が癒されました。誰ですか?手をあげてください。」

 

会場の中に手を挙げる人がいた。

 

「今、肺の病が癒された人がいます。誰ですか?」

 

また会場の中に立ち上がる人が出た。

 

凄い。

 

言う方も、信じる方も、

 

信仰が求められる行為だ。

 

 

なるほど。

 

癒しの祈りの時間が終わると預言の時間になった。

 

「…幻が見えます…」。

 

「日本に、大きな大きなリバイバルが起こりまーす!」

 

会場がどよめいた。

 

 

拍手と歓声が鳴り響いた。

 

「日本人がみんなイエスさまを信じます。

 

そして、全世界に福音を宣べ伝えます。

 

 

そして全世界で、

 

今まで見たことの無いような、

 

大リバイバルが起こります。

 

日本人が、世界中でリバイバルを起こします!」

 

 

会場は、割れんばかりの拍手で一杯になった。

 

そして最後に、静かにこう言った。

 

 

「日本のリバイバルは…、沖縄から始まります」。

 

私は思わず、

 

立ち上がった。

 

そして力いっぱい拍手した。

 

 

 

「信じます!信じます!イエスさま。信じます!」

 

イベントは大成功の内に幕を閉じた。

 

 

 

ハーフ牧師がゆく つづく